この時じ代だい，上じょう司しも同どう僚りょうもクライアントも，24時じ間かんいつでもあなたと連れん絡らくが取とれると思おもっているかもしれません。そのため，ワークライフバランスを保たもつのが難むずかしくなっています。仕し事ごととプライベートの時じ間かん，例たとえば夫ふう婦ふで過すごす時じ間かんとの境さかい目めがはっきりしなくなるのです。

•  知しっておきたいこと

•  ワークライフバランスを保たもつための秘ひ訣けつ

•  みんなの意い見けん

•  夫ふう婦ふで考かんがえる4つの質しつ問もん

•   今いまの時じ代だい，仕し事ごとと夫ふう婦ふで過すごす時じ間かんを区く別べつすることが難むずかしくなっています。業ぎょう務む時じ間かん外がいの電でん話わやメールやメッセージにもすぐに対たい応おうしないといけないと思おもいがちです。

   「仕し事ごとを終おえたら家いえに帰かえって家か族ぞくと時じ間かんを過すごす，という暮くらしはできなくなってしまいました。メールや電でん話わが夫ふう婦ふの時じ間かんに割わり込こんでくるのです」。ジャネット

•   仕し事ごとと家か庭ていを区く別べつするのはあなたです。あなたが管かん理りしなければ，仕し事ごとは2人ふたりのための時じ間かんをどんどん奪うばっていきます。

   「最さい初しょの被ひ害がい者しゃは，ほかでもない夫おっとや妻つまです。『分わかってくれる。許ゆるしてくれる。後あとで埋うめ合あわせればいい』と思おもってしまうのです」。ホリー

•   夫ふう婦ふの時じ間かんを一いち番ばん大たい切せつにする。「神かみが結むすび合あわせたものを，人ひとが離はなしてはなりません」と聖せい書しょは述のべています。（マタイ 19:6）夫ふう婦ふは人ひとによっても，仕し事ごとによっても引ひき離はなされてはいけないのです。

   「クライアントの中なかには，お金かねを払はらっているのだからいつでも連れん絡らくを取とれるようにすべきだ，と考かんがえる人ひとがいます。私わたしは夫ふう婦ふの時じ間かんを大たい切せつにしたいので，休やすみの日ひは対たい応おうできないこと，でもなるべく早はやく連れん絡らくすることを伝つたえるようにしています」。マーク

   考かんがえてみましょう。「仕し事ごとよりも夫ふう婦ふの時じ間かんを大たい切せつにしているだろうか。大たい切せつにしていると，家か族ぞくは思おもっているだろうか」。

•   時ときには断ことわる勇ゆう気きも必ひつ要よう。「知ち恵えは，慎つつしみのある人ひとたちと共ともにある」と聖せい書しょは述のべています。（格かく言げん 11:2）慎つつしみがあれば，必ひつ要ような場ば合あいには仕し事ごとを断ことわったり誰だれかに頼たのんだりすることでしょう。

   「私わたしは配はい管かんの仕し事ごとをしています。急いそぎの仕し事ごとはすぐに対たい応おうしなければなりません。自じ分ぶんがすぐに行いけない時ときには，誰だれかほかの人ひとを紹しょう介かいするようにしています」。クリストファー

   考かんがえてみましょう。「自じ分ぶんは必ひつ要ような時ときには勇ゆう気きをもって仕し事ごとを断ことわっているだろうか。家か族ぞくにはどう映うつっているだろうか」。

•   夫ふう婦ふの時じ間かんを作つくる。「何なに事ごとにも時ときがある」と聖せい書しょは述のべています。（伝でん道どう 3:1）仕し事ごとが忙いそがしい時ときこそ夫ふう婦ふのための時じ間かんを取とりましょう。

   「いろいろな用よう事じが重かさなる時とき，2人ふたりだけの時じ間かんを取とるようにしています。食しょく事じを取とったり散さん歩ぽに行いったりするだけですけど」。デボラ

   考かんがえてみましょう。「夫ふう婦ふ2人ふたりだけの時じ間かんを定てい期き的てきに取とっているだろうか。そうしてもらっていると，家か族ぞくは思おもっているだろうか」。

•   スマホの電でん源げんをオフにする。「より重じゅう要ようなことを見み極きわめ」るよう聖せい書しょは勧すすめています。（フィリピ 1:10）仕し事ごとの用よう件けんに振ふり回まわされないよう，時とき折おりパソコンやスマホの電でん源げんをオフにできますか。

   「仕し事ごとを決きめた時じ間かんにやめることを意い識しきしています。時じ間かんになったら電でん話わの通つう知ちをオフにします」。ジェレミー

   考かんがえてみましょう。「業ぎょう務む時じ間かん外がいでも上じょう司しやクライアントが連れん絡らくを取とれるようにしておかないといけない，と思おもっているだろうか。家か族ぞくにはどう見みえているだろうか」。

•   時ときには例れい外がいも。どうしても仕し事ごとをしなくてはいけないこともあるでしょう。夫おっとや妻つまは仕し事ごとの性せい質しつ上じょう，時じ間かん外がいにも連れん絡らくが取とれるようにしておかなければならないかもしれません。聖せい書しょには，「分ふん別べつがあることが全すべての人ひとに知しられるようにしてください」と書かかれています。（フィリピ 4:5）夫ふう婦ふの間あいだでも無む理りな要よう求きゅうをしないようにしましょう。

   「夫おっとは自じ営えい業ぎょうです。時じ間かん外がいでも急きゅうな仕し事ごとに対たい応おうしなくてはいけません。嫌いやだと思おもう時ときもありますが，それでもかなりの時じ間かんを一いっ緒しょに過すごすことができているので，大だい丈じょう夫ぶです」。ビバリー

   考かんがえてみましょう。「自じ分ぶんはきちんと理り解かいを示しめし，柔じゅう軟なんに対たい応おうしているだろうか。そうしてくれていると，家か族ぞくは感かんじているだろうか」。

 それぞれ，以い下かの質しつ問もんを考かんがえます。その後ご，話はなし合あいます。

•   家いえで仕し事ごとばかりしている，と文もん句くを言いわれたことがありますか。もしあるなら，言いわれても仕し方かたがないと思おもいますか。

•   ワークライフバランスを保たもつため，自じ分ぶんにできることが何なにかありますか。

•   家いえで仕し事ごとばかりしている，と文もん句くを言いいたくなったことがありますか。いつそう感かんじましたか。

•   ワークライフバランスを保たもつため，相あい手てにしてほしいことが何なにかありますか。